医学生のための医学史(まとめ問題付き): 流れがわかる&大事なとこだけ epubダウンロード無料

医学生のための医学史(まとめ問題付き): 流れがわかる&大事なとこだけ


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医学生のための医学史(まとめ問題付き): 流れがわかる&大事なとこだけ の詳細

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書名 : 医学生のための医学史(まとめ問題付き): 流れがわかる&大事なとこだけ
作者 : 百島祐貴
カテゴリー : 本
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医学部6年生です。大学に入ってすぐ、分子生物学を死ぬほど暗記させられたのは辛かった記憶がありますが、「どうしてこんなことに人生を捧げて研究しているのか」ということが、不勉強なことも重なってイマイチ見えてこなかったのが辛さをさらに加速させていた気がします。厳しすぎたせいなのか、その科目は今では必修ではなくなっていますが、あれは私にとって最初の医学部の洗礼でした。それに対して、学ぶ意義が見えてくると、人は途端にやる気が出るものです。最たる例が、臨床実習が始まると勉強が分かってくるという医学生あるある。「なぜそれを学ぶのか」の問いに対する答えは「そこに患者さんがいるから」なわけで、臨場感を感じながら学べば自然と頭に入るのです。学問的な興味はとどまることを知りません。きっと、今本腰を入れて分子生物学を学べばもう少し楽しく勉強できるのではないのかな、とは思います。広く浅く一通りの医学を学んだ今、その「意義」が少しはわかった気がするからです。ふと、「なんでこんな医学を学んでいるんだろう」と哲学者モードに入ってしまうとき。それは、目の前の手技や検査が無味乾燥な印象を知らず知らずに抱いてしまっているというのもあるかもしれません。有史以前から絶えることなく続いてきた、人類の、己の人体への興味。学問を進歩すべく、人生を、命を捧げてきた先人たちがいた。そのことを知ると、急に背筋が伸びてくるものです。たぶん、医学史を学ぶべき理由はここにあります。慶應放射線科の百島先生による著作。古代から現代まで幅広く記述されています。テーマごとになっているので読みやすい。やはりというべきか、「画像診断の発展」の章は特に文章がお上手で、興奮を覚えながら読みました。そんな激動の歴史があっただなんて。画像所見を拾うのも、もっと情熱をもってやんなきゃダメだなと思わず感じさせられました。医学部生が国試対策として買うのはあまり意味がないと思います。ここ最近の「一般教養」の分野の出題は英語問題に変わっていて、直球ドストレートの文系問題はほぼ皆無になってきたから。ただ国試のために勉強するのではなく、いい医者になるために勉強したいと思うならば、教養のために買って損はないと断言します。たとえば、英語やんなきゃダメだなとも一読するだけで痛感させられます。歴史は繰り返すのです。現在でいうところのビタミンB1を最初に発見した鈴木梅太郎氏が、その当時重要だったドイツ語を書けなかったせいで国際的には評価されていない……という話は日本人の理系出身者の間では有名でしょうが、それと似たような話は太古の昔からいくらでもありました。1冊の中だけでも何回出てきたでしょうか。またそのパターンかと読みながら何度もびっくり。やはり、繰り返しているんです。その時代の中心的な言語を操れないものは、歴史に名を遺せない、というのが歴史の教え。現代においてそれが英語なことには異論がないところでしょう。何気ない身体診察もバイタルサインも、それに心血を注いできた先人たちの努力を知ればより一層、決してないがしろにしてはならぬと感じることができるはずです。これを読んだ医学部生はきっと「早く医者になりたい」と思うはず。医学部6年生の勉強の気分転換にも本書はオススメです。

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